先月２８日、事務所横のグラウンドに突如現れた丹頂鶴・・・写真を撮影しようとカメラを準備している間に颯爽と飛び立って消えた例の丹頂鶴の話ですが・・・
６月１日の北海道新聞朝刊にも納内町へタンチョウ飛来のニュースが掲載され、その後何処へ行ってしまったのかとても気になっていたのですが、どうやらそう遠くには行っていないようです。
国の特別天然記念物に指定され、環境省のレッドデータブックでは絶滅危惧種２類（VU）～絶滅の危険が増大している種～ に分類されている環境変化に大変敏感な生き物とのこと。
魚類、カエル類、水生昆虫、タニシ類、エビ類などの水生動物のほか、穀類、草の種子や茎など多様な食物を好むようです。当区の周辺にはドジョウなどがたくさん生息していますので、比較的食べ物も豊富で居心地が良いのでしょう・・・
大変臆病な生き物と言われており、人や物音に驚いて、電線衝突や交通事故などに遭い命を落とす個体も珍しくないようですので、静かにそっとしておくのが一番ですね。優しく見守ってあげましょう。
